消費者金融の歴史は古く、一説にはお金が誕生と同時に貸金業も誕生しています。

日本で一番古いお金は和同開珎で、西暦708年なので約1300年前から存在しています。

ここでは江戸時代から現代までの消費者金融について書きたいと思います。


  1. 江戸時代の金融
  2. 現代の消費者金融
  3. バブル崩壊後
  4. 現在の消費者金融

1、江戸時代の金融

江戸時代の金融では、年利が20%までと一応制限が定められていましたが、これは両替商が、大名・旗本・御本家・大手の商人向けにお金を貸し出す場合の制限であって、一般の庶民は当時の質屋・素金というところから借入をしていました。

質屋の年利は48%ぐらいですが素金に関しては年利で60%~100%でまぁまぁの暴利です。

江戸時代

庶民に関してはいいですがこの時代ではさらに下で下層庶民になると質屋を利用するにも担保などが無いために日銭貸し・鳥金貸しなどを利用していました。

日銭貸しとは言葉の通り日銭を貸してその日の夕方に1%載せて返済をさせる方法で、年利に計算すると365%になります。

さらに厳しいのが鳥金貸しで、これは翌日に返済が来るのですが利息が10%もの暴利を求められます。

主に遊郭・博打・賭博資金で遊ぶ為の資金欲しさに利用されてそっちが好きな方には重宝されていました。

年利に変えると3650%で信じられない年利になっています。

現代のヤミ金業者もびっくりな利率です。

2、現代の消費者金融

近代の消費者金融の始まりは以外にもそんなに昔ではありません。

~1960年~

大阪の団地で一般人向けに小口での融資を始めたのがきっかけだといわれています。

無担保・無審査での信用貸しのため一般の人でも利用しやすく新たな小口融資のスタイルとなりました。

これを【団地金融】と呼んでいます。

~1970年~

日本はオイルショックの影響で一般の消費者の生活にまで影響したことで利用者が増加していき、主にサラリーマンの利用者が多かった事から【サラ金】などと呼ばれていました。

この時には街中にも多数の営業所があったことで【街金】とも呼ばれていました。

金融看板

増えていくのはいいのですがこの時には貸金業に対する法律がまだはっきりと決まっていなかった為に高金利で貸し付ける悪質な業者が増えていきサラ金地獄などという言葉もこの頃に出来ました。

~1980年~

貸金業に対するイメージアップを図りこれまでのサラ金といおう呼び名を消費者金融へと変更しました。

貸金業法が改正されて貸し出し上限金利109、5%~73,0%にまで引き下げられました。

この法改正によってこれまでに多かった悪質な高利貸しのサラ金などは廃業や倒産に追い込まれました。

貸金業者は1983年には約23万社あったのが1年後には3万3千社までに激減しました。

3、バブル崩壊後

バブル

1990年の初めには、バブル経済崩壊の影響で経済的に追い込まれた人たちが増え、テレビのコマーシャルは深夜限定だったのがゴールデンタイムでの放送が解禁になり、息のあったダンスが特徴のおおて消費者金融やチワワを使ったCMなどが登場してきたのもこの頃からです。

1993年にはアコムが業界初の自動契約機を新宿と博多に登場しました。

お手軽にキャッシング出来ることで話題になり他の消費者金融も続々と自動契約機やATMなどを導入し、この頃から消費者金融の利用者は急増して行きました。

4、現在の消費者金融

2000年に入ると消費者金融を取り巻く環境は変化していきまいた。

不況の影響で多重債務者や自己破産などの人が増加し、この他にも高齢化やフリーターの増加で消費者金融での審査基準を厳しくしないといけなくなり、新規での顧客獲得の減少などが消費者金融に大ダメージを与えました。

最近では大手銀行との業務提携などで社会的地位も確立してきています。

コンビニや銀行のATMなどでも気軽に利用できるようになっていています。

現在のキャッシングの利用者数は1500万人以上とも言われています。

これは日本に住んでいる人の8人に1人は利用してることになります。

~1980年~