サラ金(消費者金融)カテゴリの初記事「サラ金とは?」では、「サラ金と消費者金融はほぼ同義語と言って良いでしょう」と言いつつ厳密には同じではない、と矛盾したことを書きました。
記事を読んで頂いた方からすると意味不明で、まったく理解不能であったと思います。
ですので、金融会社の呼称についてもう少し詳しく掘り下げる必要性があるのでは?と思い、本日の記事の題材にすることに致しました。

※「サラ金(消費者金融)とは?」をお読みでない方はこちらを軽~く一読して頂けると幸いです。←クリック

金融会社の呼称の違いは歴史が大きく関与していますので、
自分が知ってる限り(実際見てきたこと)の事柄と、調べたことを照らし合わせながらまとめていきたいと考えています。


サラ金と消費者金融【同じ?違う?】の矛盾が生まれてしまう原因について

まず、冒頭でお話した矛盾点がどうして生まれるか?ついて考察してみたいと思います。

結論から言うと、サラ金と消費者金融は似て非なるものです。
その違いを分かりやすく言うと、消費者金融は主婦やアルバイターなど、かなり幅広く融資を行います。
が、サラ金はサラリーマン金融の略語でもあり、雇用のあるサラリーマンへ専属的に貸付を行った金融会社でした。

これだけでも明確に違うと判断できますね。

サラ金と消費者金融が同じ意味と捉えられた理由について

では、どうしてサラ金と消費者金融が同じだと言う誤解が生まれたのでしょうか?

答えは簡単です。

一般消費者からすると、個人への少額貸付を行う金融会社は平たく同じ扱いであるためです。

そして借金をする事全てに借金苦はつきものです。
サラ金(消費者金融)問題が消費者の脳裏に深く刻み込まれたため、借金苦に陥れられてしまう高金利の金融業者はすべて「サラ金」と一括りとして扱われるようになりました。

計画性の無い借金をする消費者側も悪いと思いますが、悪いイメージであるサラ金(消費者金融)と言う言葉を使い自身が苦しんでいる、正当化したいんだろうなと言う思惑すら見え隠れします。
人の心理として自分は悪くないと言いたいが為に消費者金融を悪者に仕立てあげたいと言う気持ちが働くのではないでしょうか?

逆に金融会社からすると、金融の業者によって違いがあるのは確かです。
余りにも色が違うので比べるのもどうかと思いますが、「銀行」と「公庫」と「消費者金融」では大きく違います。
個人への融資を行う業者も、細分化しているため、各業者によって呼び名に違いがあるのです。


サラ金の呼称と歴史を並べてみる

"サラ金"と言う言葉がどうやって生まれたのか?年号と照らし併せて見直してみましょう。

1690年代
サラリーマンを対象とした金融会社が登場する。
1970年代
サラリーマン金融(サラ金)や消費者の借金問題が表に出てくるようになり、サラ金地獄と言う言葉が広まる。年利が100%を越える時代。
1980年代
個人への貸付を行う貸金業法発足。(当時は「サラ金規制法」と言う俗称で呼ばれた。)
1990年代
バブル崩壊 金銭的にゆとりのなくなった消費者が著しく借り入れを行うようになる。クレジットやサラ金問題(クレサラ問題)が大きくクローズアップされる。

参考資料

wikipedia 貸金業法

wikipedia 消費者金融